川北英隆のブログ

ついでに飛んでリスボン

最初に書いたように、アゾレス諸島にはリスボン経由で行った。そのリスボンからアゾレス諸島までの乗り継ぎは「非常に」が付くくらいに悪い。「少しゆっくりして、リスボンを観光しろや」ということなのだろう。
ポルトガルの旅行は初めてだった。だから、リスボンで時間があることを歓迎した。
そのリスボン、地下鉄も発達しているし、後で気づいたのだが、タクシーも普通に走っているし(今はネットで呼ぶタクシーが都市交通を席巻しつつある)、料金も安いので、旅行者には便利な町である。
今回は個人で(ツアーの同宿者のおじさんを、どういうわけかガイドしつつ)、リスボン中心部の丘の部から海まで観光地をゆっくりと歩き、その後で城跡に登って展望を楽しんだ。その後、城の下にある地元のレストラン(日本では居酒屋に近いかな)に入り、リスボンの料理を味わった。
ワインは飲み放題ではなく、安いながらも1杯何ユーロかを支払う。その代わりにポートワインを飲めた。
ポルトガルは海の国である。だから魚料理が多い。そもそもそういう食べ方をしたのかどうかはわからないものの、魚の素焼きある。アゾレス諸島では白身の魚の焼いたんとマグロの焼いたん(これは魚好きの僕にとっては美味くなかった)を食べたし、リスボンではイワシの焼いたんを食べた。そのイワシだが、店の魚置き場(ウインドウ)にあったので急遽注文した。美味だった。
その他、アサリの酒蒸し風と、エビ中心のリゾットなどを食べた。実はこの店、Granja Velhaといい、ミーハー風の日本語ガイドブックに載っている。店に入るといきなり日本人観光ツアーの10人ばかりの団体がいたし、後から日本人の2人連れが入ってきた。外人もいたので、日本人観光客専用御用達ではなかったのだが。これが少し幻滅だった。
写真は城跡から見たリスボン市内と海(正確には河口)である。この海から大航海時代が始まったのだと思うと、感慨深い。
20180725リスボン.JPG

2018/07/26


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