川北英隆のブログ

飯盛山から札立山へ

飯盛山の往復を終え、分岐に戻る。標識に従って札立山を目指す。ここから先、道が良くなってくる。そのことを知らないので、分岐からすぐの地点で迷いそうになった。
分岐から100メートルばかり北東に進み、そこから尾根を外れるように南東に進み、下りとなる。この地点が少しわかりにくい。いい道を確認しつつ歩けばいいだけなのだが、飯盛山までの倒木の多い道に慣れてしまうと、つい倒木に目が行き、見落としが生じる。
南東に下り終わると、道が明瞭になる。ここから先、迷いようがないくらいの道になる。途中、広葉樹林が終わり、植林の鞍部になる。
その手前でガオという声がした。声の方向を見ると、少し先で小さなイノシシが尾根から谷間に逃げ込んだ。まだ子供だったか。瞬間のことだったので、不確かだが。
植林の鞍部(275メートル)は広くて複雑な尾根になっている。しかし、道がしっかりと付けられているから、迷うことはない。
登りが続くようになり、植林と広葉樹が交じるようになる。小さなアップダウンが続き、札立山(349メートル)に着く。
山頂には三角点とベンチがある。そうそう、飯盛山にも三角点があるはずなのだが、GPSでそれらしいところを探したものの、見つからなかった。このため、札立山でこの日の最初の三角点だった。
山頂からは南に紀の川が見えた。
写真は札立山の山頂である。真ん中より少し左、笹の中に三角点の標識(白い石柱)がある。
20181023札立山.JPG

2018/10/23


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