川北英隆のブログ

国民利益に悖る5月の10連休

来年のゴールデンウィーク、目出度いことに10連休だそうな。毎日が日曜日というか、日曜日にいつでもできるリタイア組にとっては至極迷惑な話である。でも、迷惑なのは現役組でも同じらしい。
要するに、この世の中、10日間も一斉に全従業員が休んで影響のない職業は、多分政治くらいなものだそうな。現在の日本のように世界を相手に事業をしていると、10日間、外部からの連絡に誰も応対しないと、100%近く縁切りだろう。病院はどうするのか。病気に休みはなく、10日もほったらかしにしておくと死人が出る。思うに、10連休で喜ぶのは旅行会社というか、鉄道会社程度だろう。
証券市場にとっても大問題らしい。10日間も市場から離れてしまうのを許容すれば、その間に生じる世界の出来事に対応できない。トランプが変なこと、大問題なことを勝手気ままにつぶやいたとすれば、日本市場が再開した直後に暴騰か暴落かは知らないものの、大変なことになりかねない。賢い市場関係者はこの事態に準備しつつある。
国全体を10連休にしたのは、日本の意思決定者が浮世離れしているからか。それとも、休日を大量に与えることで人気取りしようとしているのか。思うに、この10連休とは愚民政策か、そうでなければ政策担当者が現実から遠いのか、どちらかだろう。
今の天皇か皇太子が、もしくは宮内庁が「民を愚弄にしたらあきまへんで」と苦情を呈すべきである。

2018/12/26


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