川北英隆のブログ

積雪と飛行機の遅れ

今日、東京に雪が降り、少し積もったとか。アメダスでは東京の積雪深はゼロである。この積雪で思い出したのが、エジプトに出発する当日、積雪の影響を受けたことである。
出発した日(1/26)、冬型の気圧配置だった。関西では強い風が吹き、飛来物が新幹線の架線に引っ掛かったとかで、東京に着くのが30分少し遅れた。
ツアーを企画したのがしょうもない旅行会社だったため、事前に飛行機の座席指定ができなかった。ついでに書くと、エジプトからの帰りは現地ガイドがネットでチェックインをしてくれ、希望の座席が取れたのに。日本はどうなっているのか。
この座席予約のために少し早く着こうと思い、新幹線を予約してあった。この余裕が効き、30分の遅れはどうということもなかった。ゆうゆうと成田でチェックインし、希望の座席も抑えた。
ここまでは良かったのだが、飛行機の出発が2時間遅れてしまった。理由は積雪である。成田空港付近は、植え込みに少し積雪があった程度で、道路や滑走路には何もなかったのに。問題は機体に付着した雪だったようだ。
その雪を、多分特殊な液体を吹き付け、除去するようだ。調べると、国際的な決まりにより、飛行の際には雪や氷を取り除く必要があるとのこと。揚力を落とさないためらしい。当日も放水車のような装置で雪を除去していた。その作業に2時間かかったのである。
ドバイでの乗り継ぎ時間が3時間だった。普段は退屈な3時間なのだが、2時間の遅れのためギリギリになった。どうなることかと思ったが、最悪の場合、ドバイとカイロ間は複数の便があるので、それに振り替えるとも言われた。
結局のところ、ドバイでは地上係員が待機し、10人少しいたカイロ便への乗り継ぎ客を集めて誘導してくれた。カイロ便は少し遅れたものの、ほぼ順調に飛んだ。そうそう、予定通りの便に乗れても、荷物が積み込めず、後刻、ホテルに別送になる場合もあるとか。今回はこの事態も回避できた。

2019/02/09


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