川北英隆のブログ

マイクロソフトはややこしい

研究室や家のパソコンが古くなった。携帯用のパソコンは2年前だかに新しいのにしたのだが、デスクトップはすでに5年から6年が経過している。そこで買い替えを始めた。ソフトを後にし、パソコン本体を先行させたところ、そのセットアップがややこしかった。
スマホは非常に簡単である。僕の場合、SIMフリーだったことと、前のスマホのSIMのサイズが新しいのに合わなかったため、時間がかかった。このSIMの作業を除くと、つまり携帯電話会社のレディーメイドのスマホを買ったとすると、設定の手間はほぼなしだろうと思っている。
それで、パソコンのどこがややこしかったかというと、表題に掲げたマイクロソフトの関係である。こちらが代金を払って買ったパソコンなのに、マイクロソフトのシステムに入らないと設定させてくれない。
OSとしてWindowsを使うからなのだが、やっかいなことに相手(マイクロソフト)がこちらの履歴を覚えていて、それに基づき、IDとパスワードを要求してくる。しかもIDとパスワードが複数種類ある。そうとは知らなかったのか(ひょっとしてウィスキーでも口に含みながら入力したのか)、手元にある記録が完璧ではなかった。
記録していなかったのは、どうもクラウドなどのアカウントのパスワードだったようだ。別のIDとパスワードを記録していたので、そこから入り、忘れていたパスワードを再設定した。IDは共通のものを使っていたようだ。
とはいえ、この再設定時に、これも登録してあるメールアドレスもしくは電話番号を入力して、再設定用の(言い換えると本人確認用の)コードを送ってもらわないといけないのだが、どういうわけかメールアドレスは10文字程度しか入力できず、長いアドレスが入らなかった。仕方ないので電話番号を入力した。ようやくコードを受け取り、マイクロソフトのアカウント用のパスワードの再設定を終えた。
その後でマイクロソフト関係のIDとパスワードの確認をしようとしたのだが、その作業の途中で、どうもOSつまりWindows用のパスワードがあるような表示がされた。その設定を確認しにいくと、またまた面倒に巻き込まれそうなことと、とりあえずはそのパスワードの必要性がないので、そのままほっておいた。
とにかく、マイクロソフトの説明をざっと読んだだけではIDとパスワードの体系を理解できない。その構造がどうなっているのか、きちんと説明してほしいものだ。
そもそも、そんな何重にもIDとパスワードを設定してどうしようというのか。パソコンやソフトを買うなというわけでもあるまいにと思う。アマゾンのサイトに入り、マイクロソフトの評価を見てみると、「点数1」というのがあった。やはり設定がややこしすぎると書いてある。
この後、Officeのインストールが待っている。まだソフトを買っていない。買った暁にはどんなややこしさが待ち受けているのか。またまた文句のブログを書けるのではないかと楽しみである。

2019/05/01


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