川北英隆のブログ

登山用ストックの価格差

膝を痛めたので、しばらくストックを使うことにした。町を歩くときに使えば「身障者」だと思ってもらえるし、そもそも不自由している階段の上り下りの助けになる。
ところが、登山用に持っているストックは20年もしくはそれ以上前の物、アルミ部分が多少腐食している。しかも、半分にしか短くならないので持ち歩くのに不便だし、尖った先端部分(石突き)に付けるゴムのキャップを失っているので「凶器」と思われかねない。
そこで、新しいストックを買うことにした。今は3つに折り畳めるものがある。長さは40センチ弱、カバンに入る。
ストックを買いに登山用具屋に行けばいいのだろうが、京都の行きつけの店は少し遠い。それに2本セットだと、うろ覚えながら、5000円以上、1万円近くしそうだった。
そこで、まずネットで探してみた。と、3000円も出せばそれなりのものがある。少し比較して(安いので、値段というよりも機能や使いやすさを比較して)、2本セットで2800円のものにした(その日の特価だったようで、今は3000円)。届いたのを試したところ、少し重いように感じるが、値段からすると満足だった。
少し前、整形外科に行くついでに、普段寄らない登山用具屋に入り、ストックを探したところ、2本セットで1万円以上していた。どこが違うのか。材料は同じだろうし、仕組みも大差ない。今回のは2800円だから、何回か使って壊れても、あまり不満はない。
特許に詳しい知人が、「登山用品の速乾性のシャツもユニクロのも材料は同じ、ユニクロで買うのが正解」と言っていた。残念ながら最近のユニクロのシャツは前にも書いたように生地の量をケチっている。それさえなければ、100%ユニクロを推奨するのだが。
専門店の登山用品、やはり値段が高すぎるとしか思えない。

2019/05/18


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