川北英隆のブログ

マドリードの警察と馬と黒人

スペインはおおらかな国である。やはりラテンなのか。とはいえ、インフラ面では整っている。先進国である。
先進国である証拠の1つが地下鉄だが、これはエジプのカイロでも整っていた。両者の地下鉄での違いは、切符の自動販売機の有無と、エスカレーター、エレベータの有無だろう。
インフラ面での最大の差は歩道であり、道路の整備状態であると思った。マドリード市内を歩くのは簡単である。まだ僕の足は治っていなかったが、ほとんど苦もなく歩けた。カイロで同じ状態なら難しかったかもしれない。
ともかく、マドリードの表通りは歩行者のために整えられている。車もそんなに多くなく、横断歩道も整備されている。先進国なら当然なのだが。残念ながらカイロは歩行者への配慮は皆無だった。
そんなマドリードで見かけた動物といえばイヌだった。野良犬ではない。散歩させてもらっている(飼い主を散歩させている)イヌである。血統書付きだろうと思うイヌがほとんどだったが、たまに雑種もいた。
残念なことにネコを見かけなかった。いないわけないのだが、家の中なのか。
代わりに見かけたのが馬である。野良馬ではない。観光用の警察なのか、マドリードの王宮から中心部までパトロールしているようだ。で、中心部のソルで休息していた。写真がその馬と警察官である。
この警察馬の周りでは黒人が(不正移民?)歩道上に怪しげな品物を並べて商売していた。写真を撮らなかったが(撮るとリスクがありそうだった)、大きな白いシートの上に品物を置き、そのシートの四隅と長い方の辺の真ん中にロープを付け、いざという場合、それを真ん中で束ねると袋状になるようにしている。要するにすぐに逃げるためである。
それを、馬に乗った警官の前で堂々とやっていたのだが、馬が動くとさっと荷物を抱えて移動させていた。警官は見て見ぬふり、黒人もそれを承知で、警官が動いたときに少しだけ敬意を見せる。余裕の国というか、日本のように杓子定規でないところが面白かった。
20190609マドリーとの警察と馬.jpg

2019/06/09


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