川北英隆のブログ

祇園祭なのにいろいろあって

祇園祭が本格化してきた。今年は梅雨が長引きそうで、週間予報では前祭の山鉾巡行日、17日も雨である。そんな祭を尻目に、今日は郡山に出かけた。
祇園祭の混雑を読み損ない、地下鉄四条駅に出るのに苦労した。一番人気の薙刀鉾の前には(正確にはその周辺の道路には)、鉾の台に上がるのだろうか、そのための長蛇の列ができていた。周辺の道路の交通規制が必要になくらいで、その列の横を歩くときには車に接触しないように細心の注意が必要だった。「京都市や京都の警察は何をしてるんや」というところだった。
祇園祭を避けるように実家に出かけたのには訳がある。今週早々、その警察から、といっても京都ではなく郡山警察から電話があったから。何のことかと言えば、実家の塀に乗用車がぶつかり、塀が壊れたとか。さすが、蛇の道は蛇、京都の僕の電話番号をちゃんと調べたものである。
警察は、家の持ち主である僕の名前や生年月日まで質問した。同時に、加害者の名前、電話番号、車の車種とナンバープレート番号を教えてくれた。その上で、加害者と連絡をとってほしいと言う。しばらくして相手から電話があったものの、塀の損傷がどの程度か分からないことには交渉できない。
そこで今日、実家に行った次第である。確認すると大した損傷ではなかった。損傷箇所を修繕するには、お金は加害者の保険から出るとしても、時間が必要になる。近くだったら別かもしれないが、往復3時間近くかけたうえで、工事業者や損保会社と交渉をし、さらには結果の確認に行くほどの被害とは程遠かった。
相手に電話をして、「修繕の必要なし」と返事をした。この後どうなるのか、警察が確認書を書けと言ってくるかもしれない。遠くに家があるといろんな面倒が生じると悟った次第である。

2019/07/13


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