川北英隆のブログ

ピラルクの餌やり

ついでにピラルクのことを書いておく。現地ではピラルクの釣り的な体験をさせてもらった。といっても相手のピラルクは養殖ものである。大き目のイワシくらいのエサを太い竿の先のヒモに付け、針は付けずにエサをやる。どうなるのか。
エサをやったのは養殖場では出荷前、体長3メートル級のピラルクだった。そのピラルク、エサを吸い込んで食べる。グパっという大きな音がする。
高をくくって適当に竿を持っていると、養殖池の柵に手の甲を叩きつけられた。すごい力である。天然では5メートル級のもいるらしいから、どんな力だろうか。
ロッジ近くの村を訪問するとピラルクの土産がある。
1つはウロコである。1つが5センチくらいあるだろうか。ザラザラしていて、爪研ぎになるらしい。これはたくさん取れるので安い。買わなかったが。
もう1つは舌である。表面がヤスリのようになっていて、飲み込んだ魚や鳥を逃さないようになっているらしい。もちろん、それで擦られると簡単に砕かれるだろう。
写真は養殖場での餌やりである。口の部分は、イワシ程度の大きさの魚であれば横にして十二分に飲みこめるくらいの大きさである。
20190905ピラルク.JPG

2019/09/05


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