川北英隆のブログ

ジュマでピラニア釣り

ウアカリと同様、ジュマでも3泊した。このロッジは2泊のコースもあるらしい。我々と同様、ガイドはマナウス周辺から調達するので、比較的自由に日程を組めるらしい。
日程は、着いた日:ガイダンス、午後に浸水林へのボートツアー、夜にカイマン探索、翌日:日の出鑑賞、午前はジャングルハイキング、午後はピラニア釣り、翌々日:午前はジャングルハイキングとバーベキュー、午後は現地人の民家訪問と日没鑑賞、簡単なレクチャー、その翌日はマナウスへ戻った(我々はマナウスに滞在することなく、マナウス空港経由、そのまま帰国した)。
内容的にはウアカリと似ている。新しいプログラムはピラニア釣りくらいか。
ピラニアは浸水林にいる。小さい魚にとって浅い場所が安全なのかもしれない。もしくはエサが豊富なのか。
ジュマの午後の出発は14.30と真っ昼間である。ウアカリのように少し太陽が傾いた15.30にならないのかと、3人でぶつぶつ言いながらピラニア釣りのボートに乗った。他の外人も一緒なので、時間をずらしてもらうわけにはいかないのだが。
幸いピラニア釣りは浸水林のなかにボートを停めて釣り糸を垂れるものだから、その時は太陽が当たらずまあまあ涼しい。エサは牛肉を細かく切ったものである。さすがピラニア、エサからして違う。釣れなければ移動する。当日は3箇所で試みた。
もっとも、僕は釣りが嫌いである。渓流釣りならともかく、針を垂れてじっとしている動作?が許せない。「魚を捕るのなら網でがばっと」というスタンスである。
だからつまらなさそうに見えたのだろう、ガイドが「こうするのや」と介添えしてくれた。当たりが弱いので、2口程度は放置して、それからぐっと竿(木の枝)を引くらしい。おかげで1匹釣れた。
僕の釣り人生の中で(川、渓流、海での釣りに巻き込まれたことがある)獲物がかかったのは初めてかもしれない。友人のヨットに乗せられたとき、退屈なので針を流していたらシイラが釣れたかな。
写真がピラニアである。2種類いたと思う。赤い色をした獰猛なのと、白い色の普通なのと。釣ったのは普通のである。僕の針にかかった頓馬なピラニア、写真撮影の後、川に返した。他の人が釣ったのも川に帰っていった。
20190908ピラニア.jpg

2019/09/08


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