川北英隆のブログ

四匹目のゴキブリ

9/6に「三匹目のゴキブリ」を書いた手前、仕方ない。四匹目のゴキブリ事件とあいなったので、それを記録しておく。
1年間に3匹もゴキブリを叩き潰すとは思ってもいなかったので、その記念として「三匹目のゴキブリ」を書いたわけだ。でも、今年はこれで終わりでなかった。
昨夜、頼まれていた原稿をとりあえず書き(仕上げは書いた勢いと思いが、つまり独断と偏見が薄れる翌日に回すのが僕の通常のスタイル)、寝ようと思って洗面台で歯磨きをした。終わって後ろを振り返ると、目の片隅を茶色いものが横切った。飛蚊ではない。というのも目の真ん中ではなく、下の方だったから。
茶色いものが横切った方向を見ると、確かにいる。ゴキブリであ。僕が動くと、そのゴキブリは洗面台のドアの下に潜り込んだ。
新聞紙を丸めながらドアの隙間を見ると、触覚が忙しく動いている。でも、走り去らない。そこで玄関に行ってゴキ用の殺虫剤を手に取り、洗面台に戻った。まだ同じ場所に触覚があった。殺虫剤を吹き付けた。数秒してゴキブリがよたよたと廊下を小走りしたので、新聞紙の丸めたので一叩き、一本となった。後は処理するだけだった。
翌朝、家内に報告した。怖そうに聞いていたが、「叩く前に、どこから来たのか聞いとけや」と注文が来た。「洗濯機の排水口からかもしれん」と言う。前の飼い猫が、前の平屋の住宅で、いつも洗濯機の排水口を気にしていたからだとか。
ゴキブリに言わせると、「今年、お前の家に出たのは3匹や」である。「もう1匹はお前が勝手にアマゾンで出くわしたのやろ、関係あらへん」となる。
我が家で叩き潰したのは成虫ばかり、小さいのはいない。だから、風か何かの都合で我が家に迷い込んだのか。
近くの町家がいろいろと工事をしている。ホテル、レストラン、ショッピングの店など、多種多様である。だからゴキブリは元の棲家を追い出されているのかも。ゴキも我が家も、ともに「迷惑なこっちゃ」。ということは、ゴキ退治は仲間同士の喧嘩かもしれない。

2019/09/18


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