川北英隆のブログ

変な気候ながら秋に突入

ようやく秋という雰囲気になった。確認していないものの、それでも昔の彼岸前後の気温か。新幹線から見ると富士山はまだ黒々しているし、そういえばという感覚ながら、富士山に初雪というニュースを今年は見ない(ネットで調べたところ、まだらしい)。
僕の記憶では9月なのではと思っていたところ、2013-17年は10月に入ってからだったそうだ。とくに2016年は、10/26と一番遅く、11月にかすりそう。これも温暖化の影響なのだろう。
c;w@m
それでも京都への帰り、米原の手前、伊吹山は秋色が深くなってきた。春の新緑とは明らかに異なり、山の上部に少し赤色が混じってきたような。伊吹山は、春もいいし、今、秋もいい。もっと言えば、冬の白一色になる姿もいい。
平地では稲刈りがほとんど終わりつつある。とはいえ、夏のような気候が続いたからだろう、9月に入るか入らないかのうちに刈り取られた田んぼは青々している。いわゆる「ヒコバエ」が「順調に」生育しているのだが、このような気候が続くと11月頃に自然と稲が実るのかもしれない。
美味くないコメなのだろうが、一度異常気象の申し子を食べて見たいと思う。食べるとそのコメ、生命力の強いエイリアンとして、体のどこかからガバっと芽吹く可能性なきにしもあらずか。
大文字山に入ると、まだツクツクホウシが1匹鳴いていた。1匹なのだから堂々と鳴けばいいと思うのだが、実際は弱々しかった。やはり本当の秋になったのだろう。

2019/10/09


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