川北英隆のブログ

意外に早い10万円のご到着

月末なので銀行に出向いた。7月の家計費を引き出さないといけないし。京都では現金主義を守る店が多いから、銀行に行く回数が増える。と、帰ってから確認したところ、10万円が目出度く入金されていた。書類提出から2週間、想定外に早い。
「キヨウトシ テイガクキュウフ」と通帳に印字され、家内の分を含めて一括入金されていた。これに違いない。これから家中で10万円のぶんどり合戦になるのか。
冗談はさておき、各家庭分が世帯主の口座に一括して入金されるというのも変な制度である。家庭内離婚やドメバ(domestic violence)の状態にあればどうなるのか。入金されたことを夫が(妻がということも数%の確率であるかな)隠してしまうことがあるし、隠さなくても渡さないことは十分ありうる。
そもそも書類自身が各家庭に一通だけ郵送だから、その時点で問題が生じる。嫌がらせで、妻の分だけ「不要」に丸を付けることも想定できる。ほとんどないかな。
何回も書いているように、マイナンバーを活用し、個々人の収入の把握制度を確立すべきである。これも何回も書くが、多くの国民にとって、国に収入を把握されたところで何の不利益もない。
サラリーマンとしての収入が完全に近く把握されているからである。困るのは個人事業主に近い国民である。彼/彼女らの収入を正確に把握し、正当な税金や社会保険料を納付させることで、むしろサラリーマンは恩恵を受ける。
この程度の簡単な税金リテラシー(税金の知識)もなく、国に収入を把握されたくないと考える向きが多いのも困ったことなのだが。それとも、サラリーマンの悲哀を悟り、自分の子供を絶対にサラリーマンにはさせたくないと思っているのかも。
以上、10万円の報告である。ついでにカミさんにも報告したことになる。困ったこと?かも。

2020/06/30


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