川北英隆のブログ

今年8月の京都の猛暑雑感

今日で8月が終わる。極めて暑かった、そしてコロナ以外何もなかった今年の京都の夏だが、ようやく終わりが見えている。御池通を大音響で飾っていたクマゼミは消滅した。朝晩には秋の虫がしきりと鳴いている。そこで京都の8月の気象を振り返ってみた。
気温が最大の問題だろう。最高気温の最高は38.8度だった。これを含め、38度台を5日記録した。37度台が6日、36度台が10日、35度台が1日である。逆に、35度に達しなかったのが9日だった。最高気温の最低は32.6度、小雨が降った一日だった。
最低気温の最高は29.2度だった。29度台はこの1日だけだったが、28度台が3日、27度台が7日、26度台が7日、25度台が9日である。つまり、熱帯夜が27日、そうでない日がたった4日だった。ほんまに「熱帯や」としか言いようがない。
雨が降ったのは7日だった。1日を除いて雷雨である。京都の気象台は中京区の二条駅の少し西だから、我が家から離れている。このため、雨の降り方が異なっていて、多分1日(8/30)は、気象台の記録では降ったとあるが、わが家付近は降らなかったと思う。降ったとしてもパラ程度の気づかない降りだったのではないか。
日も短くなってきた。京都の碁盤の目を朝夕に歩くと、太陽がほぼ真正面にある。秋になってきた証拠である。
暑さ寒さの分水嶺的な彼岸の中日、つまり秋分(9/22)まで1ヵ月を切っている。それまでの20日間程度で本当に暑さが消えるのだろうか。そんな心配をしたくなる今年の暑さだった。

2020/08/31


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