川北英隆のブログ

暑い一日の暑い大文字山

今日も大文字山を歩いた。北アルプスのはずれに入ろうかと思わなくもないのだが、お盆休みは混雑のリスクがある。だから避けたい。近場の低山はそれこそ灼熱地獄だろう。というのも、今日の明け方、京都の気温は29.4度までしか下がらなかった。
一日の最低気温は通常、明け方に出る。熱帯夜は最低気温が25度以上の夜を言う。とすれば、30度近い最低気温の日はどう命名するのだろう。そうそう、今日というか昨夜というか、30度を下回ったのは夜中の3時を過ぎてから。7時には再び30度を超えたそうな。
それはともかく、今日は迷惑な(旅行業者の言いなりに政府が設定したに違いない)山の日を挟む3連休の直後であり、加えて猛烈に暑い一日になりそうだった。とすれば、根性がなければ誰も山に入らないだろうと期待しつつ、早朝に家を出て、蹴上経由で大文字山に向かった。
山の中も当然暑かったのだが、時々風が谷から吹き、それが汗に当たって涼しさをもたらしてくれる。もっとも、家から1時間ほど歩いた地点で水を補給しないといけない状態になった。岡崎付近が見える地点で給水の小休止とした。
とはいえ、お盆が近い証拠に、ツクツクボウシが鳴き始めていた。頂上から銀閣寺への下りではヒグラシがしきりと鳴いていた。
お盆を過ぎると晩夏、子供の頃は「もうじき夏休みが終わる」と悲しくなったものだ。今はコロナのおかげもあり、毎日が休みに近いので、お盆が過ぎ、暑さが終わるのは大歓迎である。
今日は大文字山の頂上からの展望が良かった。少し雲がかかっていたものの、大峰方面もよく見えた。その手前に金剛と生駒があった。大阪のビル群もかなりはっきり見えていた。
写真は、その大文字山頂からの大阪である。
20200811大文字からの大阪.jpg

2020/08/11


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