川北英隆のブログ

交野山から源氏の滝へ

前回アップした写真からわかるように、当日の天気は雲が多く風も吹いていた。国見山からの展望を少し楽しんだ後、早々に交野山へと歩き始めた。
国見山からは完全なハイキングコースである。要所に道標がある。とはいえ、イメージでコースの名前が付いていたり、表示の不完全な部分があったりするので、時々は地図で確認することが必要である。
国見山からしばらくは尾根を歩く。やがて分岐があり、左手、尾根の東側を歩くようになる。分岐から尾根をたどることもできそうだが、歩いていないので不明である(ヤマレコの地図で確認するかぎり大丈夫そう)。
尾根から下り、ゴルフ場への道を左手(南東)に分け、沢沿いの道になる。ゴルフ場のネットに沿って歩いた後、大きな土管のトンネルでゴルフ場の通路の下をくぐる。白旗池の上部である。池には野鳥が多いようで、散策路になっている。池越しに交野山が見える。一番チャーミングに見える地点だろう。
センターの横を通る。車がその手前まで入るようだ。池の堰堤の上を歩き、少し上がると車道に出る。奈良県に越えられる道路である。というか、県境が近い。
道路を横切り、交野山に登る。階段が整備されている。頂上の手前で右手(西)に源氏の滝への道を分ける。
とりあえずは頂上を目指す。頂上には巨岩(観音岩)がある。岩の上が山頂である(国見山もそうだが、交野山も三角点がない)。登ると、大阪、京都、生駒山がよく見える。
頂上から下り、先の分岐まで戻って源氏の滝を見ることにした。気持ちの良い、落葉広葉樹の多い尾根道である。送電線を2つくぐり、展望台に出る。大阪の展望が素晴らしい。夜景ポイントだそうだ。
この尾根の道、分岐が多い。どれをとっても麓に出られるのだろうが、源氏の滝へはメインのルートを下るのが一番近い。そのメインのルートは整備が行き届いていて、迷うことはないだろう。
最後に鳥居があり、小さな公園に出る。滝へは公園から沢沿いに続く道を少し登ればいい。夜泣石があり、横に源氏姫の伝説が書かれている。夜泣石だから悲話である。
源氏の滝は思っていた以上に立派な滝だった。夏に水量が増せば迫力があるかもしれない。名前の由来として、かつて付近に開元寺という寺があり、そこから元寺の滝と呼ばれたのだとか。
滝を見た後、郡津駅まで3キロ強の車道歩きだった。そうそう、郡津駅だが、枚方方面に行くには、線路の下のトンネルをくぐらないといけない(上りと下りで改札が異なる)。
写真、上は交野山の頂上、観音岩である。下は源氏の滝である。
20201226交野山の観音岩.jpg

20201226源氏の滝.jpg

2020/12/26


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