川北英隆のブログ

箕面周辺の山を歩く

関西で箕面といえば行楽地として有名である。サルがいて、モミジの紅葉が綺麗で、その天ぷらが有名である。天ぷらはモミジだけに係り、サルは無関係だが。その箕面の北側の山を歩いた。
コースはというと、大阪モノレールの彩都西駅で下り、まずは鉢伏山(299メートル)を越えた。箕面の東側である。
そこから北西に進み、石堂ヶ岡(680.1メートル)に登った。この山、この付近の最高峰かつ一等三角点の山なのだが、ゴルフ場の中にある。フロントで「登らせて」と一声かけないといけない。
石堂ヶ岡からは西に下り、カトリック教徒として知られる戦国武将、高山右近の生誕地である豊能町高山を通って明ヶ田尾山(あけがたおやま、619.5メートル)に登った。なかなか気持ちのいいピークだった。
その後、箕面方面へと稜線を南にたどった。まずは鉢伏山(604メートル)である。同じ日に同じ名の山に2つ登るとは、初めての経験かもしれない。鉢伏山から「みのお記念の森」という公園を経て、553.2メートルの三角点(点名、堂屋敷)に上り、箕面山(355メートル)に寄り、六個山(ろっかやま、395.8メートル)に至った。
その先は箕面を縁とする大阪平野に下りるだけ、少し東に戻り、阪急の箕面駅から帰った。
今回の六個山は少し余計で、帰宅ラッシュに出会わないために箕面山からそのまま箕面駅に下り、久しぶりにサルを見ようかと思わなくもなかったが、箕面山から駅までの散策路は工事中で通行止めだった。
駅から駅まで6時間35分かかった。
写真はゴルフ場(茨木高原カンツリー倶楽部)の建物の玄関前の石碑である。石堂ヶ岡はかつて米相場用に旗を振って通信した場所だとか。今は旗を振らずに棒を振る場所になっている。棒に振らないだけましかも。
20210211石堂ヶ岡の旗振り石碑.jpg

2021/02/11


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