川北英隆のブログ

鞍馬と岩倉周辺を歩く

今週の山、いろいろとあり、ここ数週間と同じ土曜日に歩くこととなった。天気が冬型の予想だった(結果は近畿には木枯らし一番が吹いた)ことから、近場を選択した。
実は周山に入ってもいいのかなと思っていたのだが、いつものJRバスと周山以降の接続とが悪かった。疲れていることもあり、以前から簡易コースとして目をつけていた「鞍馬、竜王岳、箕ノ裏ヶ岳」の低山巡りとした。
コースは簡単かつ一般向きである。叡電の鞍馬駅で降り、東に向かって薬王(やっこう)坂を上がる。峠から竜王岳(500m)を往復し、静原に下りる。そこから、静原の南にある箕ノ裏ヶ岳(432.3m)を越し、岩倉を経由して(三宅)八幡宮を訪れ、八幡前駅から叡電に乗って京都市内に戻る計画とした。
「でもね」というところなのは、歩いている途中、静原に山城の跡(城谷山、480m)があると知り、それにも寄ったことである。当初の計画だけだと、(朝飯前よりは充実しているものの)昼飯前に終わりそうな予想だったこともある。
道の状態だが、城谷山の南東尾根はわかりにくいルートだったが、それ以外はほぼ整備されていた。3年前の台風のせいだろうか、倒木があるものの、難渋することもない。それに寒くなってきたから、ヘビやヒルなどの心配もなくなった。
山から下り、岩倉実相院と岩倉具視の旧宅を見つつ、三宅八幡宮を訪ねた。その手前に任天堂の山内家の邸宅らしきものがあった。
叡電の鞍馬への電車だが、行きは朝早かったこともあり、比較的空いていたのだが、帰りは昼過ぎだったにもかかわらず、結構混んでいた。満員ではなかったのだが。
鞍馬駅の改札を出たのが7時35分、八幡前駅の改札を通ったのが12時50分だった。歩きやすい季節になったものだと思っている。
写真は鞍馬駅である。義経ゆかりの天狗がシンボルとなっている。
20211023鞍馬駅.jpg

2021/10/23


トップへ戻る