川北英隆のブログ

釣鐘山と石切山

阪急宝塚線の雲雀丘花屋敷で降りる。西口から降りたが、東口が正解だった。もっとも西口と東口とは線路沿いの細い道でつながっている。東口に回れば釣鐘山まで簡単だと思ったのだが、山裾に広がった住宅街の道は複雑である。川西能勢口駅からが簡明だったかも。
雲雀丘花屋敷駅から川西能勢口駅の方に少し戻り、高みと北とを目指して何とか釣鐘山の南東登山口に着いた。慈光会なる組織が皇紀2600年(昭和15年)に建てた碑があり、そこから高さにムラのある石段がほぼ山頂まで続いている。
釣鐘山の肩に着くと大阪のビル群がよく見えた。住宅が石切山との稜線にまで迫ってきている。肩から道は西に向き、山頂に着く。標高205m、三角点はない。
山頂から少し下り、石切山に登り返す。花崗岩質の岩場(岩場と言うほどではないが)もあり、やはり六甲近くの山だと思える。
石切山の山頂手前から展望がある。山頂は林の中で、展望がない。三角点(283.5m、点名は長尾山)を確認して先に進んだ。
脇道に注意しつつ、ハイキングコースを下る。最後は公園の横に出た。車道を南に下り、介護センター南側を右(西)に折れる。林の中、すぐに左手に狭い石段が見えるので、それを下ると満願寺の境内である。ミニ四国八十八ヶ所巡りを下り、坂田金時の墓の横を通って金堂の前に出た。
そこら中に「浄財を」とやかましい寺だった。もちろん金堂では浄財をしたが。最近は地方の寺社のために当然わずかな浄財をしている。「当然」が「わずかな」に係るのか、「浄財をしている」に係るのかは不明ながら。
とはいえ立派な寺である。南へ長い参道を下り、仁王さんが守る山門を出ると車道である。モードは次の愛宕山に切り替わる。
写真、上は登山口手前から見た釣鐘山(右のピーク)と石切山(左のピーク)である。下は釣鐘山の肩からの大阪市内である。
20220108釣鐘山と石切山.jpg

20220108釣鐘山からの大阪.jpg

2022/01/08


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