川北英隆のブログ

妙見口から一庫ダム周辺散策

今週の山は一庫(ひとくら)ダム周辺の4山を歩いた。場所は能勢妙見山の西から南西側である。一庫ダムは猪名川にある。もっとも関西人でないと、能勢とか猪名川とか言われても「何、それ」だろうが。
実は5山を歩こうと計画していた。順に高代寺山(488.5m)、知明山(349.1m)、雨森山(383.7m)、岩ヶ谷山(272m)、最後は能勢電鉄山下駅近くの城山(184m)である。このうち岩ヶ谷山と城山は同じ稜線上の近くに三角点があるので、それらも目指していた。
ところが岩ヶ谷山とその近くの三角点は現地で断念した。というのも1/15から3/15までの間、「ワナを仕掛けてあるので注意」との張り紙がたくさんあったから。岩ヶ谷山の周辺には畑があり、そこへ下りてくるシカやイノシシ対策なのだろう。
岩ヶ谷山は藪山である。踏み跡があることは事前に確認してあったものの、ハイキング用の道でない。だから踏み跡を追っていて、気づかずにワナを踏みかねない。どんなワナかも分からない。プレデターのワナにかかった人間のように吊り下げられるかもしれない。
これも実はなのだが、山でワナを踏んだことがある。踏み跡に設置された古いワナだった。確か日光方面だったような気がする。獣の脚に食いつく方式のワナで、それにガシッと登山靴を噛まれた。ワナの歯が足に当たったのは明確にわかった。とすれば、薄いトレットング用の靴に食いつかれたら痛いかもしれない。
ということで、岩ヶ谷山は次の機会に回した。4山でも十分歩けたことだし。
道はどの山も整備され、ハイキングコースだった。そのうち知明山は子供連れの散策用に近い。とはいえ、知明山から次の雨森山のコースに移るのに工夫が必要だった。今年3月いっぱい、知明山と雨森山を結ぶ一庫ダム上の橋が工事中で通行できないからである。
城山はガイドなどに掲載されていないものの、しっかりした道があった。どちらかといえば地元の散策路だろうか。
全コース6時間10分だった。
上の写真は昔の終着駅の雰囲気を残す妙見口駅である。下は雨森山から見た高代寺山(中央右)と知明山(高代寺山の右下)である。左奥に妙見山が見える。
20220210妙見口駅.jpg

20220210雨森山から高代寺山と知明山方面.jpg

2022/02/10


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