川北英隆のブログ

加茂の北山を歩き古都へ

加茂と言えば当然ながら京都府の加茂である。その加茂周辺に古都があったことは知っていたが、その詳細を知らなかった。ということもあり(嘘かな)、今週はM君と加茂の北の山を歩き、締めくくりとして古代の都を訪れた。
コースはというと、JR関西本線の加茂駅で降り、奈良交通バスで白栖口まで行った。お茶(宇治茶)の栽培が盛んな和束の入口である。そこから北の山に上がり、白栖三角点(483.7m)を経由し、北山(487m)、三上山(さんじょうさん、473.1m)を越して恭仁宮(くにのみや)跡・山城国分寺跡に出る。後は加茂駅に戻るだけのもの。
白栖口から白栖三角点の北側の峠までは車道を歩いた。山道でも良さそうだったのだが、今回は遠慮した。峠から白栖三角点までは薄い踏み跡程度のルートが混じるものの、距離が短いので適当に歩いた。
白栖三角点から北山(487m)へも、里山のために道が入り混じり、ルートファインディングしながらになる。注意すべきは、松茸山である。9月中旬から11月中旬までは立ち入り禁止と書いてあった。
北山から下った後の三上山への登りは、地形図の破線路とは様変りで、舗装された車道が続いている。できるだけ車道を避けて登った。避けて歩いた道もハイキングコースである。
三上山からの下りも車道をできるだけ避けた。車道は遠回りだし、面白味に欠ける。下り切って沢に出る。それに沿って少し歩いた後、沢を渡って南に稜線を越え、海住山寺(かいじゅうせんじ)の境内に入った。拝観料を払って寺を見学し、南西の尾根を下って加茂神社を経由、恭仁宮跡・山城国分寺跡を見学した。
その後、すぐ近くの岡崎バス停に出たところ、ちょうどバスの来る時間だった。すんなりと加茂駅に運んでもらい、帰宅した。
白須口から岡崎まで、6時間15分だった。
写真、上は白栖から見た白栖三角点(中央右)である。下は山城国分寺跡である。右後ろに三上山が見える。
20220316白須からの白栖三角点峰.jpg

20220318国分寺跡と三上山.jpg

2022/03/16


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