川北英隆のブログ

大船山周辺を縦走する

今週は三田の奥、大舟(大船)山を歩いた。それだけではというので、三田の東の猪名川から入り、上之岳、鳥飼山、昼ヶ岳と尾根をたどった後、大舟山を越え、三田側に下った。いずれも500m前後の山ながら、ルート不明の箇所あり、鋭角的なアップダウンありだった。
能勢電鉄を使い、日生中央駅で降りる。ここから杉生行きのバスが出ている。それに乗り、途中の六瀬総合センター前で降りる。バスの車窓からは小さいながらも鋭角的な山がいくつも見えた。この付近の山の特徴らしい。
人家の横から古い道に入り、上之岳(459.9m)の南側の峠から山頂へ上がる。最初は踏み跡が薄いものの、次第に明瞭になる。上之岳からは南南西に急斜面を下る。この部分が道のわかりにくさで今回一番だった。
香合新田(こうばこしんでん)の北側の稜線をたどり、鞍部から踏み跡を鳥飼山(528m)へと急登する。鳥飼山の西尾根に出て、山頂手前で南からの道を合わせると踏み跡は明瞭になる。鳥飼山の山頂からは、谷の向かいに大舟山が大きい。
鳥飼山から北に向きを変えて昼ヶ岳(595m)を目指す。コースは明瞭なのだが、鋭角的なアップダウンが多い。急斜面にはロープが設置されている。反射板のある昼ヶ岳南峰を越し、もう一度急登すると北峰というか昼ヶ岳の主峰である。
昼ヶ岳から少し東に尾根を下った後、広い谷に入る。落ち葉が多く、踏み跡が不明瞭ながら、テーブの表示がある。谷はやがて内田池という用水池に至る。内田池の堰堤から大舟山(653.1m)の稜線にとり付く。この稜線、大舟山の北東の峠まで古い倒木が多く、また踏み跡も薄くて、迷いやすい箇所がある。。
大舟山の北東の峠には、西側の十倉と東側の波豆川(はずがわ)からハイキングコースが上がってきている。その峠から山頂まで、高度差250mの登りである。岩を巻き山頂に上がる。展望はまずまずながら、当日は遠くが霞んでいた。
大舟山からは南の尾根を下る。明瞭な踏み跡があり、倒木も少なくなる。尾根の末端で神社に出る。参道を下ると麓の下槻瀬にも社があり、天柏(あめのかしわ)神社とあった。
麓から三田行きのバスがある。一番近いのは木器(こうづき)北であるが、2年前に通った木器をもう一度見たかったので、そこまで歩いた。車道歩きとはいえ登りだったため、疲れた足には重かった。バス停からバス停まで、6時間35分かかった。
上の写真は六瀬総合センター前バス停からの上之岳、下は木器付近からの大舟山方面である。
20220325笹尾からの上之岳.jpg

20220325木器付近からの大船山.jpg

2022/03/26


トップへ戻る