川北英隆のブログ

アシダカグモと久々に再会

今日、用事があり、研究室に出掛けた。ついでに郵便物を片付けていると、怪しげな影が下の方で動いた。「何者」も思い、目を凝らすと懐かしい姿があった。見慣れた姿よりも小さかったが。
イエグモである。正式名はアシダカグモと言うらしい。要するにハエトリグモの大型バージョンと表現すればいいだろう。子供の頃、天井や壁によくいた。大きいクモで、足まで入れると10センチくらいの大きさがあったと思う。
家が近代化し、マンションになり、そんなクモは住めなくなった。獲物となるゴキブリが少なくなったのと同時並行的か。日本で最後に見たのはいつだったのかは、思い出せないくらいの昔である。
海外では数年前、バヌアツの高級ホテルの部屋で発見し、大喜びした。厳密には種類が違うのだろう。また子供の頃に見たのよりも少し小さかった。
今日見たのはアシダカグモの子供のようだ。2センチくらいか。それでもクモとしては大きい。写真を撮ったのでアップしておく。すぐに逃げるので近寄れなかったことと、床近くにいたため、上手く撮れていないが。
研究室の隣で天井の工事をするとか連絡が来ていたと思う。その工事で追い出されたのかもしれない。
20220609アシダカグモ.jpg

2022/06/09


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