川北英隆のブログ

余呉の大黒山へ

今週は琵琶湖の北、滋賀と福井の県境に近い大黒山(891.6m)を歩いた。もう少し暑さがましなら、ちょっとした縦走も考えたのだが、とにかく暑すぎた。大黒山単独でも最後は嫌になってきた。
行き方は、この方面に行く場合のいつものように、北陸本線の木ノ本で降り、駅前から出る長浜市のコミュニティバスを利用した。終点の中河内(なかのかわち)で降り、そこからバス道である国道365号線を少し戻った。椿坂トンネルの手前から旧道に入り、椿坂峠に上がる。
大黒山へは峠から往復した。山頂まで(正確にはさらに先まで)送電塔の巡視路が付けられている。道は急ではあるが、明瞭である。山頂付近はブナが美しかった。山頂からの展望はない。
椿坂峠に戻り、峠を南に下って椿坂の村落に出た。峠の北側とは対象的に、南は谷が急なため、雪崩が多いらしい。それを避けるためにトンネルを開通させたのだろう。
椿坂峠を越える旧道は車両通行止めである。新道との両側の合流点にゲートがあり、施錠されている。
中河内側はなだらかな坂が続いており、巡視路の利用などのために比較的使われている様子だった。それに対して椿坂側は急であり、荒れつつあった。鳥(見たのはツバメ、セキレイ、トビ)や獣(たくさん獣の糞が落ちていた)が遊び放題を楽しんでいるようだった。
中河内から椿坂峠まで35分、峠から大黒山まで45分、峠までの下り45分、椿坂まで75分(ただし時間つぶしをしつつ)だった。これで椿坂を昼過ぎに通過するバスに悠々間に合った。
上の写真はヤマアジサイである。山の中にはなかったが旧道沿いに多かった。とりあえずヤマアジサイと書いているが、少なくとも2種類あった。下は椿坂峠の南側から見た大黒山である。
20220701ヤマアジサイ.jpg

20220701椿坂側からの大黒山.jpg

2022/07/01


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