川北英隆のブログ

京都市内からの初雪便り

今朝の京都は寒かった。気象庁のサイトで確認すると、最低気温は朝8時前の2.4度だとか。大したことはないのものの、盆地を囲む山が白い。昨日の最高気温が6.5度、北から流れ込む雲が多かったので、それが山を白くしたのだろう。
愛宕山と比叡山が白い。少し遠く、南西側にも白くなった山頂部が見える。ポンポン山だろうか。雪というよりも霧氷のような感じもする。
もちろん北山も白いのだが、雲が多いためにあまり目立たない。大文字山はまだ白くないから、京都盆地の東西の山は、標高600から700mより上が白くなったようだ。
奈良は昨日が春日大社若宮の御祭り(おんまつり)のクライマックスだった。例年、御祭り頃は寒い。
中高はいつも春日大社の参道を歩いて通学していた。国鉄奈良駅から学校まで歩いて30分はかかったと記憶している。中学1年の最初はバスに乗っていたが、酔うから歩きに代えた。その癖が今でも続き、通勤、通学のどこかで20、30分程度の歩きを入れないことには満足できない。
それはともかく、御祭りのごく近くにいたのに、祭りそのものを見たことがない。祇園祭などと異なり地味な感じのする祭りだから、中高生の関心を呼ばなかったこともある。
その奈良の今朝の最低気温は0.3度とある。京都は都市化したので気温が上がったのだろう。とはいえ中心部を外れると底冷えのはず。とくに京都市内も今出川通りを北に越えると、つまり御所から北は雪国に一歩近づく。
当面、京都に来ないほうがいい。京都の住人として、衷心からそう思う。なんて、政治家の発言みたいかな。

2022/12/18


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