川北英隆のブログ

マイナカードへの対応完了

サウジアラビア旅行でマイナンバーカードがないことの不便さを痛感した。というのも、サウジ出国時(国際便搭乗時)に必要な英語版「コロナワクチン接種証明」を通常手続きで取得しようとすると、京都は2週間近くかかる。マイナンバーカードがあると即座に近い。
日本語版の「コロナワクチン接種証明」は京都市から届いていたので、そのコピーを持参し、加えてグーグルレンズを使って日本語を英語に翻訳しておき、搭乗手続きをした。
旅行会社の担当者には「英語版がないのなら、サウジでの最終日の前日にPCR検査を受けた方がいい」「英語版がないと予定した便に乗れないかもしれないが、その時には自己責任で」と脅かされていた。
もっとも、いざという場合に現地で対応してくれるはずのツアー添乗員が落ち着いていたこともあり、「大丈夫だろう」と判断して日本語版「コロナワクチン接種証明」での対応を選んだ。結末はというと、日本語版を渡すだけで普通に搭乗させてくれた。
しかし今後、マイナンバーカードがないとますます不便になるだろう。というので時間を見つけてカードを取得した。近くに手続き会場がある。大勢の人が並んでいたため、2時間くらいかかった。
次はその手間賃ともいうべきマイナポイントの手続きである。アプリをインストールし、多分だが、手続きを完了した。
それにしてもややこしい。それに説明が下手くそすぎる。銀行口座に紐づけることが明確に書かれていない。政府の資料(サイト)には手続きの全体像(カードの受け取り、銀行口座との紐づけ、健康保険証との紐づけ、ポイントの受け取り)が示されていないように思う。どこかに示されていたとしても、サイトに入って最初に出てこないことには「ない」に等しい。
僕なんかはポイントの申請をした後で、銀行口座との紐づけをした。健康保険証がどうなっているのかは分からないが、こっちは政府が管理しているはずだから「勝手に紐づけるのかな」と思っている。
考えるに、マイナンバーカードは「コマセ」としてのポイントが全面に出てしまい、カードそのものの影が薄い。魚を釣るだけであれば「コマセ」しか見せないのが最良なのだが、マイナンバーカードの場合はそうではなく、カードそのものが重要なのにと思う。
それに僕の場合、銀行口座を指定する段になって困ったことが発生した。いつも使っている銀行口座が古くからのものであるため、住所や電話番号がどうなっているのか(変更届けをしたのかどうか)朧気になっている。
仕方ないので京都に移住してから作った「みずほ銀行」の口座を指定したのだが、その口座にしても、住所を住民票の記載のまま42文字書いたのか、省略して書いたのか不明である。
それに「みずほ銀行」の支店は近くに3つある。どこが何支店なのか。グーグルマップで確認しようとしたところ、四条烏丸の交差点のど真ん中に支店名が書かれていた(ついでにグーグルに修正を依頼した)。仕方ないので通帳を引っ張り出してしまった。
このマイナポイントの作業のおかげで、老人ボケの予防が少しはできたかもしれない。ええっ、すでにボケてたら役に立たんでってかいな。

2023/04/15


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