川北英隆のブログ

過剰ネットセキュリティの変

金沢への旅行では、いつも北陸本線の特急券をネット予約している。チケットレス特急券のため、少しだけ安し、受け取りの必要もない。予約する日は行きと帰りで別々である。つまり帰りは、その当日、気の向いた時間の特急を予約することにしている。
今回、この予約で問題が2つ生じた。
1つは、チケットレス特急券に普通乗車券が付いていないこと原因にあった。それに今回は天気次第で富山に行くつもりだった(少し前に書いた呉羽山を歩こうと思っていた)ので、乗車券を金沢までか富山までか、当日の天気次第で選ぼうと思っていた。
出発の日、京都駅の正面改札横のみどりの窓口が超満員だった。外人がたくさん並んでいるため、時間が読めない。
他のみどりの窓口も知っているのだが(京都には少なくとも他に2ヶ所ある)、そこが空いているのかどうかは不確かである。仕方ないので(少し探せば長距離の券売機もあったかもしれないが)近距離の自動券売機を使って分かりやすい金額、200円の切符を買い、車内で清算した。
この件では、外人用の窓口をもっと設置したらと思う。思い出したのは、マドリードの駅で切符を買ったことである。窓口が確か1つだったこともあり、入手までに2時間はかかっただろうか。それに相当する。スペインか日本なのか。いずれにしてもアホな競争だろう。
もう1つは帰りの特急券だった。帰る日、JR西の予約サイトに入り、電車と席を選び、クレジットカードで清算しようとした瞬間、「ええっ」と事件が生じた。カード決済のための必要情報を入力したのに、日本のカード発行会社、すなわち某シミ友系の会社から、加えて(猫が魚をくわえるのやあるまいに)「当社のパスワードを入力せえ」と言われた。
普通はカードの暗証番号程度だろうというので、「そんなアホな」と思ったが、後の祭りである。カード会社にパスワードを登録したことは覚えていたが、そのパスワードなんて(複雑なこともあり)覚えていないし、メモしてこなかった。そこで代替手段として他のカードを使って危機を何とかしのいだ。こっちのカード会社は何も言わなかった。
この件で思うのは、某シミ友系会社のシステムは複雑怪奇である。かなり以前に書いたVポイントにしてもそうだし、自己中心というか、問題が生じた時の責任逃れ優先というか、顧客の利便性は二の次のような気がする。そういえば、振り込め詐欺予防のため、ATMのフロアでしょうもないアナウンスを幼稚な声で流すのも、このシミ友系の銀行である。
ここまで書いて、交通系のポイントシステムのアホらしさも思い出した。たかが1万円にも満たないポイントのために非常に厳格な、しかも自己流のシステムを作り上げている。なかなかサイトに入れない。そんなしょうもない金額のためにIDやらパスワードやらを覚えるなんてしていないから(パスワードの使い回しもしていないし)、大変な(数十秒の)手間になる。何とかしてほしいものだ。
ついでに書くと、海外のシステムはもっとすっきりしている。相手にとって疑わしいことがあれば、メールを使って「確認せよ」とメッセージを送ってくるだけ。それで十分だ。

2023/06/23


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