川北英隆のブログ

加太の鉢巻山を周遊する

深山の海岸線へは県道を歩くことになる。みさき公園から加太方面に出る最短距離の道だから、車が多い。ゆっくりと楽しめる雰囲気ではなかったものの、友ヶ島、淡路島を見ることができ、かつ南の海だから明るい。
山歩きをしつつ海岸線を歩くのはいつ以来だろうか。海抜ゼロから北アルプスに登ると称して親不知に泊まったことを思い出す。礼文の山は海と丘の連続だった。
深山の南、城ヶ崎の付け根の峠を越え、加太に入った。深山までは県道に歩道がなかったものの、それ以降は歩道がほぼ付けられていた。
加太に入ると鉢巻山が見えてくる。加太湾の南西の端に淡島(あわしま)神社があり、その東の脇から鉢巻山に登る。山頂は第二次世界大戦中に砲台として使われており、その車道が今の登山道である。中間部の砲台跡地には和歌山市立青少年国際交流センターがある。
鉢巻山の山頂部は複雑である。弾薬庫跡と118.6mの一等水準点のある見晴の丘(その横に砲台跡もある)、三角点(130.5m、点名は加太)のある山頂、そして地形図に鉢巻山の表示のある独立標高点134mのピークに分かれている。今回はこの3つを訪ねておいた。なお、見たところ独立標高点ピークのすぐ東側にそれよりも少し高そうなピークもあったのだが、さすがにそこを訪ねるほどには趣味的でなかった。
3つのピークのうち、三角点のあるピークが一番山頂らしかった。独立標高点ピークは、下に弾薬庫があり、山頂部は「鉢巻山」の表示がなければ、「別の場所かも」と疑ってしまう程度だった。
帰りは往路を素直に戻った。南の新興住宅街に下りる手もあったのだが、海以外、とくに見るべきものもなさそうだったので見送った。加太の町に入り、東の端近くまで歩くと駅だった。中国人らしい観光客が4人ほど乗り込んだ。
上の写真は加太湾とその南にある鉢巻山である。下は鉢巻山の山頂部にあるレンガ作りの砲台跡である。横は子供用の遊戯場のようだ。
20240201鉢巻山と加太湾.jpg

20240201山頂部の砲台跡.jpg

2024/02/01


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