川北英隆のブログ

インドのウィスキーは今一つ

昨年の大晦日にインドのウィスキーに言及した。彼の国で流行っているとのことだったので試すことにした。飲んでみたところ、「うーん」と思った。
銘柄はAmurutというシングルモルトの高級品である。アマゾンで5680円もした。「多分、美味いのやろ」と張り込んだ。ヒマラヤの水で仕込んだと書いてあったし。
でも、美味くなかった。味は華やかなのだが、いわゆるウィスキーらしさというか、煙り臭さがない。だから日本の焼酎を飲むような感じである。それでいて顔の表現を使えば「濃い」感じがする。焼酎の「薄いというか、控えめな香り」とは大きく異なるから、日本人好みではない。
でも高いウィスキーだから飲まないわけにもいかない。そこで、お湯割り、水割りにして飲んでいる。すると濃い感じが薄まり、そこそこ飲める。
本国のインドではどのようにしているのか。カレー味と合わせるわけだから、ウィスキーの香りもそれなりに濃くないと楽しめないのか。だからストレートやオンザロックで飲んでいるのかなと思う。
一度インドを旅行し、確かめないといけない。新たな難問が出てきたというわけだ。

2024/02/10


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