川北英隆のブログ

アルヘンティーノ湖の氷河-2

カラファテから西へ40キロくらい離れたバンデラという町に港がある。そこからアルヘンティーノ湖の氷河を見学する船が出る。大きな双胴船、客室が2階建て、、200人以上乗れるようだ。氷河に近づくと、乗客はデッキに出て見学する。
アルヘンティーノ湖には西もしくは北の山岳地帯からいくつもの氷河が流れ落ちている。パタゴニアには太平洋を越えてきた湿った偏西風が直接当たるため、雨量が多く、氷河の流れが他の地域よりも速いそうだ。だからアルヘンティーノ湖には氷河の崩れた氷山が大小、いくつも浮かんでいる。
クルーズ船がどこまで氷河に近づくのかは、その氷河と氷山の状態によるそうだ。
アルヘンティーノ湖の最大の氷河はウプサラ(Upsala)氷河である。アルヘンティーノ湖から北西へ、ウプサラ氷河に向かって氷河湖が長く奥へと伸びている。その湖面には大きな氷山がいくつもあるのだろう、その入口付近に浮かんでいる大きな氷山を船が(乗客が十分見えるように)ゆっくりと一周しただけで終わった。氷河のかけらを拾い上げる「ショー」をも見せてくれたが。
もう1つ訪れたのがスペガッツィーニ(Spegazzini)氷河である。アルヘンティーノ湖から西へと氷河湖が伸びた先に氷河がある。ここでは氷河の末端近くにまで船が接近した。西からの風が強く、氷河の本体には靄がかかっていたが、北側の山を覆う大きな氷河ははっきりと見えた。
その後、スペガッツィーニ氷河に近い自然保護区域に船が寄り、そこの休息所兼レストランで昼食となる。我々はホテルが作ってくれたピクニックランチ(量が多い)を持ち込み、食べた。
その後、船は港に戻り、クルーズ船の巻が終わる。次はバスで移動し、アルヘンティーノ湖の南西側にあるモレノ(Moreno)氷河の見学になる。氷河末端部の崩落がかなりの確度で見られることで定評がある。とはいえ、1時間くらいいて中規模のものが1回見られただけであり、それでも幸運だったようだ。
これらに満足してカラファテのホテルに戻った。連泊となる。
最初の写真はウプサラ氷河から流れてきた氷山である。右に我々のと同じ大きさのクルーズ船がある。2つ目は休息所から見たスペガッツィーニ氷河である。3つ目はモレノ氷河、4つ目はその崩落である(左側、少し煙のようなものが見える)。崩れた音の方向に目をやり、シャッターを押したから、崩落の瞬間よりも少し遅れたことになる。
20240305氷山と船.jpg

20240305休息所から見たスペガッツィーに氷河.jpg

20240305モレノ氷河.jpg

20240205モレノ氷河の崩落.jpg

2024/03/06


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