川北英隆のブログ

初春を告げる茶色いやつ

トンドルの話題で今日を締めくくるのは気持ち良くない。そこで初春の妖精というか、妖精とまではいかない「茶色いやつ」の写真を上げておきたい。
何のこっちゃというと、タテハチョウである。もう少し正確にはヒオドシチョウとの名があるらしい。初春、落葉紅樹林の中を歩いているとよく見かける。
果無でも、日溜まりの中で昼食にしたとき、何匹も(チョウは「頭」と数えるらしいが、何となく気味の悪い数え方なので使わないことにする)何匹も、繰り返し近くに飛んできた。
タテハチョウの仲間の多くは(全部かどうかは知らないが)越冬して繁殖するとか。だから暖かくなるといち早く飛び始め、春を一緒に楽しんでくれている。
ついでに書いておくと、果無ではタヌキとシカの姿があった。「アナグマ」とガイドさんが叫んでいたが、こちらはバスの中ほどの座席からは見えなかった。
タヌキ、シカ、アナグマの数え方は頭なのか匹なのか。チョウが頭ならすべてが頭のはず。そうすると、果無ではタヌキ1頭、シカ5頭だったか、アナグマ1頭、ヒオドシチョウ3頭程度が近くにいたことになる。全部で10頭だ。
20240407ヒオドシチョウ.jpg

2024/04/07


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