川北英隆のブログ

榛原登り残しの山と郡山

宇陀の榛原に何回か「時間があれば」と思いつつ、登り残している山がある。榛原駅から直線距離にして約1.5キロ、福地岳(521m)である。その山に挨拶をして、ついでに3月初旬以降行っていない郡山に立ち寄ることにした。
福地岳だけなら、道さえあればごく簡単である。それだけでは物足りないだろうと探したところ、榛原駅と長谷寺駅の間に三角点ピーク(鎌倉岳、525m)がある。この2つを歩いた後、京都に戻る途中で郡山に立ち寄ればどうかと計画した。
福地岳のコースを調べたところ、山頂の真西付近の麓に美榛苑(みはるえん)という宿泊施設がある。そこから林道が南西に伸びていて、福地岳の南西尾根を越えるように付けられている。その林道と尾根が交わる付近から登るのが簡単そうだった。歩いたところ、正解だった。下りはバリエーションをというので山頂から南に下りたが、これは難しかった。
福地岳から下り、榛原の町並みの南側を抜け、西側に出た。ちょっとした山というか丘陵が北側に伸びて。この丘陵が宇陀と初瀬との境である。
丘陵には雨師(あめし)から取り付いた。稜線を西に歩いて一山越え、二山目が鎌倉岳だった。道は笹で隠れがちな部分もあり、思ったほど簡単ではなかった。
初瀬の狛地区に下り、長谷寺駅に出た。この駅は高台にあるから、いつもながら山からの帰りは「疲れる」。
榛原駅を7時半過ぎに出て、長谷寺駅に戻ったのは12時15分だった。ついでに郡山に寄ることもできた。
写真、上は榛原の西側から見た福地岳、下は初瀬から見た鎌倉岳方面である(山頂は手前の丸い山の奥かもしれない)。
20240512福地岳を.jpg

20240512鎌倉岳を.jpg

2024/05/12


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