川北英隆のブログ

半年ぶりの横浜中華街

横浜中華街にはここ数年、年に2回程度通っている。中華料理が好きなのだが、残念ながら京都では、これといった店がない。かつて好きだった四条大橋袂の店も、今や普通の店になった。少なくとも10年少し前に食べた記憶では。それ以来、行かない。
その点、横浜中華街には伝統を守る店が残っている。毎回決まって入る店は広東料理を提供してくれる。有楽町で好きだった中華の店、慶楽がなくなって以来、その代わりとして入っている。
その中華街に入って思い出すのは上海の中華である。まだ中国経済が発展途上にあった頃である。その上海、当初の食文化は素晴らしかった。店に入ると食材が籠に入って跳ねていたり、水槽で泳いでいたりするから、すぐに口の中が「準備完了」とつぶやいてくれた。
その上海から次々と伝統が消え、チェーン店のような店が多くなり、もはや面白みが消えた。知らない国で店を探す気にもなれない。2006年だったか、それ以来、上海を歩いたことがない。
その点、横浜中華街は日本であるから、いろいろと自由に探せる。店に入ると中国語が飛び交っているが、それは中国の味を引き継いでいる証でもあろう。
でも中華街のメインの通りはどうだろうか。先日歩くと、食い放題で2000円台とか、飲み放題で1000円しないとか。本当の料理が出てくるのかと心配になる。肉まん類を買って歩きながら食べている若者も多い。安い懐の日本に陥った今、いつまで伝統の中華料理が食べられるのか不安になる。
こちらの食も落ちているから、もう10年程度持ちこたえてくれれば十分かも。とはいえ、その伝統の中華の店、毎回ほぼ同じ品を食べているのだが、支払い金額が目に見えて上がったように思える。まあ大した金額を食べるわけでないから、次回も行こうと思っている。
写真は中華街の入口の門である。
20240526横浜中華街.jpg

2024/05/26


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