川北英隆のブログ

鬼ヶ島へ

土曜日のせいか、電車は比較的空いていた。さすがに都市部の電車だけあって、時刻表を気にする必要に乏しい。もっとも下車した有馬口駅には郊外の雰囲気がある。有馬線(入力すると最初の変換候補は「ありません」)と三田線が分岐する重要駅でもあるのだが。
有馬口駅は南口から外に出た。県道を100mほど東に歩き、右に折れて有馬線と三田線の踏切を渡って住宅地に入る。その端を歩くようにして水無川沿いの道に出る。
住宅地の道が東南東を向いた時、遠くに山並みが見えた。写真に撮り、帰ってから地図で確認すると、当日見た最初で最後の「逢ヶ山、高尾山、水無山、鬼ヶ島、そして湯槽谷山」の姿のようだ。
住宅地を離れ、高架になっている阪神高速の下をくぐる。施錠されたゲートがあり、私有の林道らしく、「関係者以外は通行止」になっている。獣除けではないので、歩行者はゲートの横をすり抜けられる。
その先で林道が分岐する。直進して、轍以外は草の茂った林道を歩く。500m近く歩くと右手に沢と林道が分岐する。そのすぐ先に鬼ヶ島への登り口があった。灌木と草で覆われ踏み跡がある。目印がないので「マイナーな山なのかな」と、その時は思ったが、前回書いたように、今回のルートは表示が徹底的に外されているようだ。
地図とGPSで確認し、踏み跡に入る。最初は灌木の中にウルシの幼木も混じっている。要注意である。ルートは、ほんの少し沢と並行するように進んだ後、明瞭な尾根道を歩くようになる。落葉広葉樹が多く、ブナも混じる。梅雨時だから、コアジサイやコガクウツギ(写真は前回アップした)も咲いている。
その気持ちの良い林の中、高度差200m少しを一気に登る。20分ほどで鬼ヶ島の山頂部に達した。
幹が何本も立つ大きなカシ類(調べるとヤマケイの案内にはアカガシとある)の横を通ると、580mの独立標高点のあるピークだった。その先にもう1つピークがあり、そちらの方が少し高く見えた。キレット状の小さな鞍部を経て、もう1つのピークに到達した。山名のプレートは何もない。展望もない。
鬼ヶ島の名前の由来は不明らしい。山頂部のアカガシの大木が鬼に見えたのかもしれないと想像したりする。
写真、上は有馬口の住宅地から見た「逢ヶ山、高尾山、水無山、鬼ヶ島、湯槽谷山」である。ここで示した順に、右から左へとピークが見えている。下は鬼ヶ島のアカガシの大木である。
20240509逢ヶ山から湯槽谷山まで.jpg

20240509鬼ヶ島のアカカシ.jpg

2024/06/09


トップへ戻る