川北英隆のブログ

京橋の猫

明日の用事がてら、今日から東京に出てきた。グッドバンカーに数分少し立ち寄り、骨董屋の猫を見にいった。17.00過ぎだった。
猫は骨董屋の玄関にいた。ガラスのドア越しに店の中を窺っていた。店の人をよく知らないが、何回かふっくらとしたオバさんを見かけたことがある。雇い人か、経営者か、経営者の奥さんなのか、はたまた銀座のママが退職後に店を開いているのか、店にそのものには興味がないし、知る必要もないだろう。猫が店を気に入り、多分ふっくらとしたオバさんの姿を追いかけていたのだろう。
夕食を催促しているのかと思い、舌で音を出して呼んでやった。一瞬ビクっとした様子でこちらを振り返り、ついでに歩き出した。その間、こちらも数歩歩いただろう。見ると、いつもの場所に、いつものようにキャットフードと水が置いてあった。すでに餌をもらったのだと確認し、さらに歩きながら見ると、猫は置いてあった餌を食べ始めた。
たまにはキャットフード以外の餌をくれとドアの外から店の中を見ていたのか、少し餌を食べた後、遊べと言っていたのか、事情はわからない。
まだ撫でさせてくれそうにもないので、もう少し頻繁に店の前を通り、顔を覚えさせて、それから何故いつも店の中を覗いているのか聞いてみることにしよう。

2009/07/29


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