川北英隆のブログ

銀行の窓口

高額の現金を引き出すには窓口を使わなければならない。その窓口の対応が銀行によって異なり、戸惑う。
久しぶりに暇ができたので、某住友系の信託銀行の預金を引き出して、それを振り込みに便利な新生銀行に移しにいった。京都は便利で、金融機関が集中しているから、そんなことが簡単である。それはともかく、某住友系の都銀と一緒だろうと思い、通帳と印鑑と、念のためにキャッシュカードだけを持って短パンとTシャツで出かけた。
ところが、出金票を書いて窓口に行くと、高額なので(どの金額からが高額なのか不明だが)身分を証明するものを見せてほしいと言われた。キャッシュカードはあるが、運転免許証なんかは持ってこなかったと言ったら、住所、電話番号、生年月日を書いてもらえれば、上司と相談するという。ええー、京都の長い長い住所を書くのとシュリンクし(というのも銀行に届けているのは京都の正式の住所なので45文字ある)、思い出すのに数秒かかったが、とりあえず書いた。少し待たされた後、キャッシュカードがあるのなら、それでATMを使って残高確認をしてほしいと言われた。要するに暗証番号を知っているかどうか確認したいわけだ。それなら、某住友系の都銀が高額の出金の場合、窓口にある端末に暗証番号の入力を要求するのと同じだ。ともかく、暗証番号の確認が終わり、無事引き出せた。
遅れている銀行だと思ったが、最後にどんでん返しがあった(という程のものでもないか)。引き出した現金を機械で数えてくれ、数え終わった枚数が窓口の端末に表示される。いつも、窓口で現金を引き出したときに、確認のために数え直したものかどうか迷うが、そんな客の悩みを解消してくれる。これは進んでいる、要は信託銀行の客が金持ちなのかなあと思った。それと、窓口のお姉さんが某都銀よりも若いし、かわいいし、まあ許せるかということで、一件落着した。

2009/09/04


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