川北英隆のブログ

実家の犬

犬が苦手なことを書いたが、実は両親も妹も犬を嫌っていない。実家は延べ3匹、犬を飼っていた。今は「人間の方が先に死ぬ」という理由でいないが。
そんなことを思い出したのは、某住友系の信託銀行に妹がはるか昔に勤めていたからだ。その頃(勤め始めて最初の年だったように思うが)、銀行の近くに捨てられていた犬を電車に乗せて家に連れて帰った。それまで飼っていた猫の名前と、猫がいなくなった後に迷い込んできたので飼っていた犬(夏の夕方、家の玄関付近で寝ているときに、犬捕りにつかまってしまったようで、大阪のミナミで「焼き鳥」として提供されたのかもしれない)の名前を継いでタローにした。
大きな足をした猟犬系の雑種だったので、パトラッシュのような大きな犬になると犬好きの母親が目を細めて話していたが、結局は普通の猟犬程度の大きさにしかならなかった。臆病で、実家の家族以外には懐かず、来客があれば、帰るまで吠えていた。
犬は人を見るのか、夕方、箱の中で寝ているタローに私がちょっかいを出すと、必ず唸り返された。まあ、あまり可愛くない犬だったが、犬の方も嫌な人間と思っていたのかもしれない。16年間生きたと思う。

2009/09/04


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