川北英隆のブログ

(改)京の初雪

気圧配置は冬型、京都も一日中荒れた天気で、一瞬晴れたかと思うと、すぐに雨が降った。京都の時雨である。12月になれば雨の代わりに雪がこぼれる。
今日(11/2)も鴨川の右岸を歩いて大学に行った。午前中は晴れ間が多かった。荒神橋の猫達は京都地方法務局と鴨川の境にある塀の上に乗っかって日向ぼっこだった。先日気づいたのだが、自転車に乗ったおじさんが餌をやっていた。だから人に馴れている。河原から車道に上がるとき、黒い猫に出会ったので呼んでやると、ニャーと鳴いた。
帰りは用事があったので烏丸通りに出た。御池通りとの交差点付近には椋鳥が多い。並木にネグラがあるらしい。だから夕方、まだ暮れないうちは、群れをなして烏丸の付近を大飛行したり、マンションの上のアンテナなどに留まったりして鳴いている。理由はよく分からないが、椋鳥の群をよく見かけるのは秋のようだ。昔に撮った椋鳥の写真の日付を確認したが、やはり11月中旬だった。
これから3、4ヶ月、動物たちにとって暮らしにくい季節である。
朝(11/3)、起きると、晴れているものの北山から比叡山にかけて低い雲が一面にかかっている。気象庁のアメダスでは京都は5.5度まで下がったようだ。もしやと思い、西側の窓を開けると、愛宕山の上部が白かった。6、700メートル以上の所に雪が降ったか、霧氷が付いたのだろう。見た感じは霧氷の可能性が強いが、愛宕山の頂上部にも雲がかかっていて、よくは見えなかった。

2009/11/02


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