川北英隆のブログ

アダムスブリッジ

地図を眺めるのが趣味の一つである。暇な時、気分が落ち着いた時、地図を眺めることがある。そんな時、時々、気になっていたのがインドとセイロン島の間の地形だった。
地図によっては繋がっているように書かれている。鉄道か橋があるように見えることもある。しかし、インド地域の大きな縮尺の地図を持っていないので、実態が不明のままだった。しかも、気分が変わればそんな疑問をすぐに忘れてしまうので、調べないままに時が過ぎていた。
最近、ふとその疑問を思い出し、さらにGoogle Earthという手段があることに思い至った。さっそくソフトを起動させてインドとセイロン島の間に接近すると、小さな島が点々と連なっている。アダムスブリッジ(Adam's Bridge)と言うらしい。Wikipediaとよると現地では「ラーマの橋」と呼ばれるとある。伝説もあるとのことだが、珍しい地形だから当然だろう。
Wikipediaをもう少し引用すると、「アダムスブリッジとは、インドとスリランカの間のポーク海峡にある石灰岩でできた砂州と浅瀬の総称である。7つの小島が橋脚のように点在する」とあるが、Google Earthでは島の数が7つよりもはるかに多いように見える。実際のところ、どうなっているのか。新たな疑問が浮かび上がった。この疑問の解消には、現地に行って実際に見てみるしかないのかもしれない。「アダムスブリッジ」で検索してみても、Wikipedia以上の説明を得るのはなかなか難しいだろう。それとも、現地人が書いたページを読めばいいのだろうか。

2009/11/08


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