川北英隆のブログ

代掻きって何や

「代掻き(しろかき)って何や」という4/24のブログに関する質問があったので、付け加えておく。
少し書いたように、代掻きとは、田植えをする前に田に水を張り、耕す作業である。田に水を張ることが必ず必要なのかどうかまで知らない。ただ、子供の頃、牛が田を耕していると「いよいよ田植え」と思ったものだ。今、牛はいないので、耕運機で耕している。
田に水が入り、代掻きも終わると、カエルが鳴き始める。小学校の低学年の実習にカエルの卵の観察があった。その観察のため、田にカエルの卵を採集に行き、寒天質の長い卵を見つけるとバケツに入れて持って帰ったものだ。学校にも持っていったと思うが、思い出というと、そのバケツの中でオタマジャクシがいっぱいというか、うじゃうじゃ孵った(孵ったなんて漢字は手では書かない)ことだ。その後どうしたのか。確か、田に返したと思う。
今日も鴨川を歩いて出勤すると、大きなカエルが水の中にいた。昨日、散歩した時にも同じ所で大きなカエルの姿を見つけた。ウシガエルである。カエルというと、春に生まれ秋に死んでしまうようだが、冬眠しているカエルを見つけたことがあるから、越冬するのだろう(って、越冬するにきまっている。越冬カエルなんて歌はないが)。鴨川のこのウシガエルも、寒さに耐え、河川工事にも生き延びたのだろう。そう思い、少しだけ応援してみた。

2010/04/26


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