川北英隆のブログ

大文字山でアリのドイツ女性に

今日は葵祭、早朝の新幹線と地下鉄烏丸線は混雑していた。吉本を見終えた後、天気が良かったので、午前中にユニクロで買ったズボンを取りに大文字山経由で出掛けた。
実はユニクロまで5分少し、大文字を経由すると2時間半くらいかかるのだが。
最初は鴨川を歩き、ニセアカシアの写真を撮った。この花を撮るのは初めてだった。少し満開を過ぎていたが(写真)。二条の橋の下の青テントには子猫が生まれていて、大分育っていた。キジトラでなかなかの器量である。写真は撮れなかった。
銀閣寺は観光客でいっぱいだった。土日に大文字に入るのは久しぶりだと思う(もしかして初めてかも)。観光客で京都経済が支えられていると実感した。
銀閣寺の裏の沢ではカエルが鳴いていた。中腹ではフジが満開だった。まだ、バクチノキもどきの白い花は咲いていなかった。例年、5月の末頃に咲く。東山に目立つ白っぽい(実は薄黄の)花の塊は別の木だった。この点は近々報告したい。
頂上から下っていると、外人の女性2人と犬を連れた男性に追いついた。追い抜こうとすると男性に呼び止められた。道が良く分からないので、途中まで案内してほしいと言う。男性は日本人で、女性はドイツ人。女性が大文字山に登りたいと言うので案内しているが、あまり山に入ったことがないとのことだった。犬は柴犬。どうもイノシシが出るとの噂を聞きつけて、イノシシよけに犬を同伴させていたようだった。
ギリシャ発のユーロ危機がくすぶっているので、ギリシャ人がキリギリスでドイツ人がアリとの例えを思い出していたとこだった。「やはりドイツ人だから山か」と納得した次第である。
3人を日向神社の手前の5叉路まで案内した。その後、1人で日向神社に下りた。モミジの若葉が美しかった。神社の下の疎水には、昨年のようにカモが泳いでいた。写真を撮ろうとしたが、角度を探っているうちにいなくなってしまった。三条通りの浄水場に出ると、ツツジはほとんど咲き終わっていた。夕方、無事ズボンを受け取り、家に戻った。
鴨川のニセアカシア.JPG

2010/05/15


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