川北英隆のブログ

クサヤに思う

今日の夕食にクサヤが登場した。むしろ登場させたと言ったほうが適切だう。その味だが、以前よりも薄くなっているようだ。焼いてもあまり臭くないと、家内も言っていた。
クサヤはわが家の好物の1つである。しばらく食べていなかったのと、日曜日にファイナンス学会からの帰りに時間があったので、東京の百貨店で買って帰った。
東京で暮らした当初、家内がバイトしていた先が伊豆大島と親しかったとかで、立派なクサヤが手に入った。トビウオのクサヤが美味かったと覚えている。
そもそもはと言えば、昔の関西人はクサヤなんて知らない。東京に転勤になって初めてそんな食べ物があると知った。食べてみると美味い。焼くと部屋中臭くなるのだが、食べると感動する。だから止められない。
最近のクサヤに臭いがなくなったというか薄くなったということは、食べやすいように変化したのだうか。身は昔と一緒で美味いのだが、全体が今日のような薄いにおいでは、「こんなん食べられるか?」といじめる快感は味わえない。
まあ、売れてナンボの世界だから、においの変化も仕方ないのだうが。

2010/05/25


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