川北英隆のブログ

ナマクワランドの花畑

南アフリカに出発する前々日だったと思うが、旅行会社から電話があり、「今年は少雨のため花が早くもピークを過ぎたので、日程を変更したい」とのことだった。どうなるのか心配だったが、行ってみると、「これで少ないの」というのが実感だった。
9/8にアップしたのはナマクワランドのスキルパッドという保護区に咲く野生の花である。どんな花が咲いているのか、代表的な花のクローズアップ写真をアップしておく。これでも例年よりオレンジ色の密度が少ないようである。複数回行っているガイドさんが、「よく咲いている」とは言わなかったので。
鉱山の町、オキップ近辺のフーハップにも当初行く予定だったらしいが、そちらは花が終わってしまっていたらしく、行かなかった。そこには多肉植物系の花が咲くとのことである。他の地域で多肉植物系の花を少し見たが、サボテンの美しい花をイメージすればいい。それが一面に咲くのだから、すばらしいだろうと思う。それを見られなかったのは残念である。
代わりに今年は、ケープタウンの少し北にある海岸地区の保護区の花が例年になくよく咲いていた(ガイドさんはそう言っていた)。スキルパッドほどの圧倒感はないが、花の種類は豊富で、ウシ類の野生動物(カモシカの類)やダチョウも多く見られた。
ナマクワランドの花は季節物だから、サクラと一緒でいつ咲くのかブレがある。しかも乾燥地域だから、どの程度咲くのかも不確かだ。でも、どこかで何か見られるのも確かみたいだから、一度旅行してみる値打ちはあるのではと思う。
旅行会社のキャッチには「神々の花園」とあった。
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2010/09/13


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