川北英隆のブログ

ヤルツァンポ川の大峡谷3

うかつにも忘れていたのが、このホームページに連絡先として載せてあるグーグルのメールアドレスのことだ。「hi.bramhaputra」を使っている。
Bramhaputra=ブラマプトラとはヤルツァンポ川がインドに入ってからの名前である。
英語の表記はBrahmaputra、ヒンズー語での表記はBramhaputraとウィキペディアにはある。ウィキペディアに時々間違いがあるのと、ヒンズー語が読めないのでほんとうに正しいのはどうか不明だが、Bramhaputraの表記がまあまああるので、間違いではないのだろう。
実はグーグルでメールアドレスを登録するとき、単純にbrahmaputraもしくはbramhaputraを使いたかったが、すでに使われていた。そこで、自分自身の名前の一部と「挨拶の掛け声」を兼ねて「hi」を付け加えた次第だ。
ヒマラヤ山脈の南を流れるガンジス川と北を流れるヤルツァンポ=ブラマプトラが合流して、バングラデシュで大湿地帯を形成している。大湿原地帯になっているのは、2つの川の合流地点近く(正確にはそれより少し北、ブラマプトラの最下流部)、インドのメガラヤ州は世界の最多降雨地域である。1860年から61年にかけての1年間に26461mmつまり26メートルもの雨が降ったという。年平均でも10000mmを超えている。日本の最多降雨地域である屋久島や尾鷲の最高値が年間6000mmを超える程度なので、「すごい」の一言だ。前に見たドキュメント番組では、メガラヤ州の雨季には激しい雨が毎日降り続いていた。
世界の降水量についてはウィキペディアの「降水量」がいい。ちなみに、メガラヤ州の26461mmの数値はウィキペディア以外からの確かな情報である。

2010/11/27


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