川北英隆のブログ

四方山話

今日、ニッセイ基礎研究所にいる京大の博士課程に在籍している社会人学生の研究をチェックしつつ、社長(竹原さん)に挨拶しに行った。会社時代、接点はほとんどなかったのだが、不思議なものだ。
以前にキューバに行く計画があると聞いていたので、その時の様子を質問した。キューバの山に登るツアーがあるので、その情報を得る目的もあった。ドライブしたかぎりでは平原が広がり、所々に山脈があるという。かつての地理で習ったサトウキビの栽培は南米に負けてしまったが、最近の砂糖価格の高騰で復活しようとの動きもあるらしい。それはいずれにしても将来のことで、今のキューバを支えているのは観光と、アメリカに移住したキューバ人の仕送りとのこと。アメリカとの貿易は公式には途絶えているが、チャーター便で移住民がアメリカとキューバを行き来しているらしい。観光がキューバの財源なので、治安の維持に力を入れており、かつ教員であろうが工場の労働者であろうがタクシーの運ちゃんであろうが給与に差がないとのこと。それでいて、少子化が自然と進んでいるらしい。社会主義の理想を追い求めることが社会にどのような結果をもたらすか、壮大な実験だと思える。
で、その後は山の話が点在し(つまり他の話もあったわけだが)、ボルネオのキナバル山、アルジェリアのタハト山、筑波山などの話題が登場した。まさに、四方の山が登場したでしょうということで、「四方山話」である。
そうそう、銘柄名は覚えてないしこれまで関心もなかったが、キューバの最高級の葉巻(調べるとCohibaというらしい)は1本2000円とのことだった。行く機会があれば買い求めて吸ってみたい。タバコは吸わないのだが、実は葉巻の香りはすばらしいと思っていて、過去に何回か吸ったことがある。紙巻きタバコも最大20本/日吸ったことがあるのだが、いずれも好きになれないというか、習慣にならない。これまたすばらしい体質だ(自画自賛)。

2010/12/16


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