川北英隆のブログ

東京の地震・続々報

昨日の地震談義で、三陸のリアス式海岸地帯での津波の被害が心配だと話していた。ニュースによると壊滅的被害を受けた市町村もあるらしい。関係者にお見舞い申し上げます。
教訓の続きだが、通信手段としての携帯はほとんど役に立たなかった。何回もトライしてやっと繋がることもある程度だった。そのうち電池がなくなるだろう。携帯のメールも届かない。昨日、携帯のGPSを見ながら帰宅しようとしていた人はどうだったのか心配になる。
通信手段として、公衆電話が比較的繋がりやすかったようだ。ただし、行列ができていた。設置台数が激減しているし、壊れかけのもある。カード式のものも多い。10円玉をそんなにたくさん持ち歩いているわけでもない。いざという場合に備えて多様な通信手段を確保するため、テレフォンカードを1枚、持ち歩くべきだ。カミさん曰く、今、金券ショップに行けば500円×3枚=1000円で買えるそうだ。
その点、パソコンのメールには支障がなかった。昨日の本震の直後、大きな余震に揺られながらメールを出したが、すぐに返事が来た。ただし、年寄り、とくに80歳以上に連絡するのには使えない。
それと、食料や水を蓄えておくことだ。高層マンションの上部に住んでいたりすると買出しが大変だろう。今朝、東海道新幹線に乗るために東京駅まで歩いたが、幹線道路沿いのコンビニで朝飯を買おうにも食事になりそうなものが並んでいない。駅のコンビニには食品が並んでいたものの、レジに行列ができていた。
7時前、在来線はぼちぼち動き始めようとしていた。新幹線は始発から定刻で運転を始めていたので、余震が続いて気持ちの悪い東京をあっさり脱出することができた。東京タワーの先っぽがやはり傾いていた。怪獣映画のシーンのようだった。横浜を離れると、雪の丹沢と富士山が美しかった。関ヶ原では雪の伊吹山が出迎えてくれた。やはり自然は偉大だと感じてしまう。

2011/03/12


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