川北英隆のブログ

何を食べるのか3

カニを食べて元気が出てきたのか、食べ物の話を書く気になった。質問されそうなのは(一般読者には関係ないやろと思うが)、では何が好きなのか、順番にあげてみろとの声である。
順番は難しい。その日によって違ってしまう。それに、野菜で好きなのと、肉で好きなのと、魚で好きなのと、その他(甘いものを含めた嗜好品)で好きなものとでは、質が異なっている。
ということで(それでも難しいが)、思いつくままである。
肉では、豚(とくに水だき)、ヒツジ(焼いたの)、鳥(できればカモか地鶏)かな。順番は不明。牛肉は、料理方法によっては好きだし、産地や部位によって大きく違う。良いのであれば他の肉と区別していないが、平均点では負けているということだ。実は焼肉が(生は食べないものの)大好きなのだが。
魚介類は、どちらかというと鯖が好き、ブリが好き、貝が好き、蛸や烏賊が好き、長いのが好きというところか。鯛や平目などの白身の魚ももちろん好きだが、どっちを選ぶと言われれば、泣々、即座に(泣々との関係が変やろ)鯖類を選んでしまう。
野菜は実は区別ないが、強いて言えば、ネギ類、アスパラ、セロリ、パセリ、ミツバなどの香りの強いものが好きだ。もちろんパクチも大好き。かといって、大根やジャガイモが嫌いなわけでない。強いて嫌いな野菜をあげれば、ホウレンソウか。
ホウレンソウも人並みには食べられるが、「どうしたん、いつもの食欲がないやん」と言われそうだ。口の中に変な苦味が残るからだろう。そういえば、果物で柿もあまり好きでない。これも、甘柿であっても変な口触りが残る。
では、しつこいのが嫌いなのだろうか。それではウナギなんかが外れてしまう。そもそもの生まれ育った環境の影響なのだろうか。
要するに、何でも食べる。自分で買ってきてでも食べるかどうかの差のようだ。言っておくが、海外の山で生きようとすれば、普段嫌いなものがあってもいいが、食べられないものがあっては無理がある。

2011/07/09


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