川北英隆のブログ

山と海外の食事・韓国2

韓国の料理はなかなか美味いし、山も低いながら岩峰が多いので高山の気分が味わえる。最大の欠点はハングル文字だろう。40年くらい前までのように、漢字混じりで書いてくれればいいのにと思う。
2008年の秋、紅葉が素晴らしいという雪岳山に登りに行った。韓国の東海岸側にあり、山頂から北朝鮮が見える。素晴らしい岩峰(御岳昇仙峡も型なしというくらい)とその間に間に紅葉が見られるのだが、行った年は紅葉が少し早く終わっていた。山頂付近はほとんど葉がなく、その代わりに石ころも飛ばすような強風が吹き抜けていた。
その時食べたのは山菜料理、刺身、焼肉などだ。そのうち、東海岸の漁港、束草で食べた刺身は豪快だったが、量が多すぎた。
韓国の料理で一番好きなのは参鶏湯かもしれない。薄味のスープと鶏の組み合わせが最高である。最初に食べたのが日本だった。三星生命の駐在員が紹介してくれた。韓国でも、別の機会に食べたが、やはり美味しかった。焼肉も美味いが、タレが甘すぎるように思う。民族というか、日本も九州の料理は甘いから、土地の好みなのか。それと、マッコリ、法酒である。マッコリは日本でもブーム気味である。法酒は少し甘い日本酒風の酒だが、実に微妙な味わいがある。韓国に旅行して真っ先に探すのがこれだ。落ちはやはり酒に行き着いた。

2011/08/09


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