川北英隆のブログ

JR四国を使っての旅行

JRを使って四国に行った。本四架橋ができて初めてだと記憶する。昔は連絡船を使って高松に渡り、そこから鉄道で移動したものだ。今回は新幹線を岡山で下車し、特急に乗り換える予定だった。
四国に行ったのは4/3、その日のことを覚えている方も多いと思う。全国的に暴風雨の吹き荒れた初日だ。四国は、雨はあまり酷くなかったものの、風が強く、四国は松山までの予讃線は伊予三島と新居浜の間の運転が中止、バスに乗り換える必要があった。
JR四国は単線が多い。四国の幹線であるはずの予讃線でさえ、確か観音寺以西だったと思うが、単線である。電車のすれ違いの度にどちらかが待たないといけない。だから、ダイアが乱れると、それに合わせてすれ違いを新たに段取りするのが大変なのだろう。
ということで、特定区間の運転が中止となり、ダイアが乱れたため、予約していた岡山から松山への直通の特急が運転中止になってしまった。岡山駅で駅員の案内に従い、本四を連絡する快速電車のマリンライナーに乗った。(四国側の)坂出で降り、四国だけを走る(つまり本四架橋を渡らない)特急を使って伊予三島まで行き、待機していたバスで新居浜に出て、そこからもう一度特急に乗り継いで松山に着いた。結果は予定よりも1時間程度の遅れだった。
これでもラッキーだったようだ。泊まったホテルでテレビを見ていると、本四架橋の上でマリンライナーが7時間以上立ち往生したとのこと。もう少し京都を出るのが遅かったら四国に渡れないか、立ち往生にぶつかるところだった。
でも「立ち往生」とは、考えてみればすごい表現だ。立ったまま死ぬのだから。関西で言う「往生すんで」も一緒だ。後者は関東でも通じる表現なのだろうか。(通じるようだ。)

2012/04/07


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