川北英隆のブログ

地域文化への誇り

四国に旅行をしていだいたのは、まだまだ日本の文化は捨てたものではないという確証である。豊かな文化が残っている。四国、九州、東北、その他の地域の文化を捨てるべきではない。
松山ではマック(関西ではマクド)や牛丼などのジャンク級フードをみかけなかった。歩きまわらなかったせいかもしれない。でも、グーグルマップを見るかぎり、やはり目立たない。マックや牛丼は便利かもしれないが(牛丼は1月に1回程度利用している)、そんなものに関西では文化を感じない(最初、はるか昔のことだが、東京は新橋で牛丼を食べた時、「これが関東だ」と思ったが)。その代わり、松山のじゃこ天入りのうどんが美味かった。讃岐うどんにじゃこ入りのてんぷら(魚のすり身を揚げたもの)が入っている。
今治のタイの押し寿司、アナゴ弁当も美味かった。昔、富山のマス寿司が美味かったが、今ではどうも違うように思う。実はタイの押し寿司は昔のマス寿司に形式はもちろん、味が似ている。すごく美味かった。
それと、食べ物ではないが、今治では「バリィさん」という鶏型のキャラクター製品がある。キャラクター製品って、「最近では30代、40代も幼稚化したようで嫌やねえ」と思っていたが、バリィさんはまあ許せる範囲内である。
東京も、東京以外の地域も、日本中どこに行っても同じというのではつまらない。それに食べ物に限定すれば、食べ物が人間にとって一番重要であり(と言いつつ、僕にはカミさんほどの執着はないのだが)、東京の食べ物が優れているとは決して思わない。東京以外の地域は自信を持って行動すべきだ。

2012/04/11


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